内分泌疾患による薄毛の育毛剤使用






内分泌疾患を伴って薄毛になった人が育毛剤を使っても大丈夫?

内分泌疾患でも育毛剤の使用は大丈夫?

内分泌疾患というのは、体の健康を維持したり、機能を正常に働かせるために必要な内分泌代謝に異常が起こるという疾患です。 内分泌代謝とは簡単に言ってしまうとホルモンのことで、ホルモンの分泌のバランスが崩れたり、正常に分泌されなくなることで内分泌疾患が起こります。 ホルモンは下垂体や甲状腺、副甲状腺、副腎などで分泌されますが、何らかの素因によって分泌バランスが崩れると疾患が起こり、それが毛周期と毛根組織の両方に影響を与えて発毛異常が引き起こされます。

恒常性機能低下による脱毛

代表的なものだと甲状腺機能低下で、この内分泌疾患は頭部全体の脱毛を引き起こします。 また、甲状腺機能が低下すると、角化異常も発生するため髪が乾燥してぱさつき、艶を失ってしまいます。 さらに頭髪だけではなく、ワキ毛や陰毛なども薄くなるという特徴があります。
甲状腺機能低下よりは軽い脱毛症状ですが、バセドウ病とも言われる甲状腺機能亢進症でも脱毛が起こります。 これも頭部全体で抜け毛が増えますが、同時に発毛機能も低下してしまうために細く柔らかく、抜けやすい髪しか生えてこなくなります。
内分泌疾患が発症した場合は、症状の進行や度合いよって異なりますが、薬が主体の治療になります。 そのため育毛剤を使っても大丈夫か不安になる方もいると思いますが、基本的には薬と育毛剤を併用しても問題はありません。
ただし、内分泌疾患というのは病気の種類もいろいろあり、それぞれに治療法が異なるので、薬効成分が配合された育毛剤ではなく、頭皮や髪に栄養を与えるタイプの育毛剤を使うようにしましょう。
男性ホルモンや5αリダクターゼの働きを抑制する効果がある薬効成分が配合されているものだと、治療に使う薬の種類によってはその効果を邪魔してしまうことがあります。 内分泌疾患では発毛機能が低下することで脱毛が起こるので、特に男性ホルモンなどに働きかける必要はありません。 機能が低下した毛根組織に栄養を与えるだけでも十分に育毛効果が期待できるので、安心して使えるものでケアをしていきましょう。