費用・お金の話

浮気調査の費用はいくら?料金体系と実際の見積もり事例を公開

「探偵に頼みたい。でも、いくらかかるかわからなくて怖い。」

私もそうでした。

夫の浮気を疑って探偵に依頼しようと決めたとき、最初にぶつかった壁が「費用」の問題です。

ネットで調べても「10万〜100万円」みたいな幅の広すぎる情報ばかりで、結局自分のケースだといくらなのか、まったくわからなかった。

だからこそ、私は5社に見積もりを取りました。

実際にいくら提示されたのか、何にお金がかかるのか、どうすれば費用を抑えられるのか。

この記事では、その経験をすべてお伝えします。

先に結論だけ書いておくと、浮気調査の費用相場は目的によって大きく変わります。

「浮気しているかどうか事実だけ知りたい」なら10〜20万円程度。

「離婚裁判や慰謝料請求に使える証拠が欲しい」なら30〜70万円程度が目安です。

浮気調査の費用はなぜ「ピンキリ」なのか

浮気調査の費用に幅がある最大の理由は、調査にかかる「時間」がケースごとにまったく違うからです。

費用の大部分を占めるのは調査員の人件費です。

浮気調査は通常2〜3名の調査員で行われ、この調査員が動いた時間に応じて費用が加算されていきます。

つまり、対象者の行動パターンが事前にわかっていて短時間で証拠がつかめれば安く済みますし、行動パターンが不明で何日も調査が必要になれば費用は膨らみます。

費用の内訳を分解すると、大きく4つの項目に分かれます。

人件費は、調査員の人数×稼働時間で計算されます。

これが総額の7〜8割を占めます。

業界の相場としては、調査員2名体制で1時間あたり1.5万〜2.5万円程度です。

諸経費は、尾行に使う車両代、交通費、駐車料金、宿泊費などの実費です。

対象者が車で移動すれば車両費がかかりますし、遠方に出張した場合は交通費や宿泊費が上乗せされます。

報告書作成費は、調査結果をまとめた報告書の作成料です。

無料の事務所もありますが、有料の場合は3〜5万円程度が一般的です。

裁判で使うことを考えているなら、報告書の品質は非常に重要です。

成功報酬は、成功報酬制のプランを選んだ場合にのみ発生します。

証拠が取れた場合に支払う追加費用で、金額は事務所によって大きく異なります。

3つの料金体系を理解する

探偵事務所の料金プランは主に3つのタイプがあります。

それぞれのメリット・デメリットを整理します。

時間制プラン

調査員1名あたり1時間いくら、という最もシンプルな料金体系です。

1時間あたりの相場は、調査員1名で7,000円〜12,000円程度。

2名体制なら1.5万〜2.5万円程度になります。

ここに諸経費が加算されます。

向いている人

対象者の怪しい日時がある程度特定できている人。

「毎週水曜日の夜が怪しい」のようにピンポイントで調査日を絞れるなら、短時間で証拠がつかめる可能性が高く、費用を抑えやすいです。

注意点

調査が長引くと費用が膨らみます。

事前に上限金額を設定しておくか、「○時間を超えたら一度報告してもらう」という取り決めをしておくのがおすすめです。

パック制プラン

一定の調査時間をまとめて契約するプランです。

たとえば「20時間パック」「30時間パック」のように、時間枠を先に購入します。

1時間あたりの単価は時間制より割安になることが多く、諸経費や報告書作成費が含まれている場合もあります。

向いている人

調査が数日にわたりそうな人、対象者の行動パターンが読めない人。

まとまった時間を確保しておくことで、柔軟に調査スケジュールを組めます。

注意点

調査が想定より早く終わっても差額は返金されないケースがほとんどです。

パック時間をどのくらいにすべきか、相談時にアドバイスをもらいましょう。

成功報酬制プラン

浮気の証拠が取れた場合にのみ費用が発生する、一見リスクの低い料金体系です。

証拠が取れなければ0円、というプランもあります。

向いている人

「浮気しているかどうか確信が持てない」人、「証拠が取れないのにお金を払うのは嫌」という人。

注意点

これが最も注意が必要なプランです。

「成功」の定義が事務所によってまったく異なります。

たとえば「浮気相手と接触を確認できた時点で成功」とする事務所もあれば、「ホテルへの出入りを撮影できた時点で成功」とする事務所もあります。

契約前に「何をもって成功とするのか」を書面で必ず確認してください。

【実例公開】私が取った見積もりの中身

ここからは、私が実際に3社から取った見積もりの概要をお伝えします。

具体的な社名は伏せますが、金額や内訳はリアルなものです。

事例①:時間制プランの見積もり(A社)

私の状況

夫は毎週水曜日と金曜日の帰りが遅い。

水曜日に的を絞って調査を依頼。

提示された見積もり

  • 調査員2名 × 6時間 × 1回 = 約18万円
  • 諸経費(車両費・交通費)= 約2万円
  • 報告書作成費 = 無料
  • 合計:約20万円

「まずは1回で証拠を押さえましょう。もし取れなかった場合は、追加の調査を別途ご相談しましょう」という提案でした。

1回で終われば20万円、追加でもう1回必要になった場合は合計40万円程度、という目安を示してくれました。

事例②:パック制プランの見積もり(B社)

提示された見積もり

  • 30時間パック = 約45万円(1時間あたり約1.5万円)
  • 諸経費・報告書作成費 = パック料金に含む
  • 合計:約45万円

「30時間あれば、週1回の調査を5週間にわたって行える計算です。裁判で使える複数回分の証拠を押さえたい場合はこちらがおすすめです」とのこと。

時間制で同じ時間を依頼するより10万円ほど割安になる計算でした。

事例③:成功報酬制プランの見積もり(C社)

提示された見積もり

  • 着手金 = 約10万円
  • 成功報酬 = 約30万円(不貞行為の証拠撮影に成功した場合)
  • 諸経費 = 実費(上限5万円)
  • 合計:証拠が取れた場合 約45万円 / 取れなかった場合 約15万円

証拠が取れなかった場合のリスクは低いですが、取れた場合の合計額はパック制とほぼ同じ。

着手金がかかる点は見落としがちなので注意が必要です。

3社を比べて感じたこと

同じ状況を伝えても、提示される金額も提案内容もバラバラでした。

だからこそ「1社だけで決めない」ことが大事だと実感しました。

私の場合、最も安かったA社と最も高かったB社では、初回の見積もりで25万円もの差がありました。

費用を抑えるための5つのコツ

私の経験と、探偵の方から直接聞いたアドバイスをもとに、費用を抑えるための具体的な方法をまとめます。

コツ①:怪しい日時を自分で絞り込む

これが最も効果的です。

探偵の費用は「調査員が動いた時間」に比例するので、調査日をピンポイントで指定できれば大幅に費用を抑えられます。

私がやったのは、1ヶ月間、夫の帰宅時間をカレンダーに記録すること。

すると「毎週水曜日だけ遅い」というパターンが見えてきました。

この情報を探偵に伝えたところ、「ここまで整理してあると非常に助かります。調査の効率が格段に上がります」と言われました。

コツ②:持っている情報をすべて共有する

対象者の勤務先の住所、通勤ルート、車のナンバー、よく使うクレジットカードの明細で見つけた店名。

持っている情報はすべて探偵に渡してください。

情報が多いほど探偵側の下調べ時間が減り、その分費用が下がります。

「こんなこと言っていいのかな」と思うような細かい情報でも、探偵にとっては重要な手がかりになることがあります。

コツ③:調査の目的を明確にする

「浮気しているかどうか事実だけ知りたい」のか、「離婚裁判で使える証拠が欲しい」のか。

目的によって必要な調査の回数と質が変わります。

事実確認だけなら1回の調査で済む場合も多く、10〜20万円で収まることがあります。

一方、裁判向けの証拠は複数回の不貞行為を証明する必要があるため、30〜70万円程度は見ておく必要があります。

最初の相談時に「まだ離婚するか決めていない」と正直に伝えれば、「まずは1回分の調査」で事実確認をしましょう。

その結果を見てから、追加の調査を検討しましょう」というように、段階的なプランを提案してもらえることもあります。

コツ④:必ず3社以上から見積もりを取る

前述の実例でもお伝えした通り、同じ状況でも事務所によって見積もり金額は大きく異なります。

最低3社、できれば5社から見積もりを取って比較してください。

どの事務所も無料相談・無料見積もりに対応しています。

見積もりを取るときに確認すべき5つの質問は、記事①(探偵おすすめランキング)でまとめています。

コツ⑤:契約書を隅々まで確認する

「追加料金は一切かかりません」と口頭で言われても、契約書に小さな文字で「ただし○○の場合を除く」と書いてあるケースがあります。

特に確認すべきポイントは以下の通りです。

  • 追加料金が発生する条件
  • キャンセル時の返金規定
  • 調査時間を延長する場合の料金
  • 成功報酬制の場合は「成功の定義」

よくある費用の疑問Q&A

Q. パート主婦でも依頼できる?分割払いは?

できます。

探偵事務所の中にはクレジットカード払いや分割払いに対応しているところもあります。

HAL探偵社は後払い制を採用していますし、街角探偵相談所経由で依頼すれば20〜40%の割引が適用される場合もあります。

費用が厳しい場合は、まず事実確認だけの短時間調査から始めるという選択肢もあります。

10〜20万円程度で浮気の事実がわかれば、その後の判断材料になります。

Q. 調査費用は慰謝料で取り返せる?

浮気の慰謝料の相場は、婚姻期間や子供の有無などによりますが、一般的には50〜300万円程度と言われています。

調査費用を差し引いてもプラスになるケースは少なくありません。

ただし、調査費用そのものを慰謝料に上乗せして請求できるかどうかはケースバイケースです。

この点は弁護士に相談するのが確実です。

Q. 途中でやめたくなったらどうなる?

多くの探偵事務所では、調査の中断・中止に対応しています。

ただし、キャンセル料が発生する場合があります。

契約時にキャンセル規定を必ず確認してください。

私が相談した事務所のうち、ある事務所は「調査開始前であればキャンセル料は無料」、別の事務所は「着手金の50%がキャンセル料」と、対応が分かれていました。

Q. 追加料金を請求されることはある?

「追加料金なし」を明示している事務所(原一探偵事務所やHAL探偵社など)であれば、見積もり金額から上がることは基本的にありません。

ただし、依頼者が途中で調査範囲を広げた場合(「浮気相手の身元も調べてほしい」など)は、追加の見積もりが発生します。

これは「追加料金」ではなく「追加依頼」なので、混同しないよう注意してください。

目的別の費用目安まとめ

最後に、目的別の費用感を整理しておきます。

事実確認だけしたい場合

10〜20万円程度。

1回のピンポイント調査で証拠が取れれば、このくらいで収まることが多いです。

離婚を見据えた証拠収集

30〜70万円程度。

裁判で有効な証拠には、複数回の不貞行為の記録が望ましいため、調査回数が増えます。

行動パターンが全く不明な場合

50〜100万円以上になることも。

対象者の行動を把握するところから始まるため、調査期間が長期化しやすいです。

いずれの場合も、費用の大きな差を生むのは「事前の情報量」です。

自分でできる範囲の情報収集(行動パターンの記録、怪しい曜日の特定など)をやっておくだけで、数万〜十数万円の節約につながります。

自分でできる調査方法とそのリスクについては、別の記事で詳しくまとめています。

まとめ:費用は「怖い」けど「見える化」できる

浮気調査の費用は、調べる前は漠然とした不安でしかありません。

でも、実際に見積もりを取ってみると、金額の根拠が見えてきて「思ったほど怖くなかった」というのが私の実感です。

大切なのは、1社だけで判断しないこと。

複数社の見積もりを比較すれば相場感が身につきますし、各社の対応品質の違いも見えてきます。

無料相談も、見積もりも、お金はかかりません。

「まだ依頼するかどうか決めていない」という状態でも相談して大丈夫です。

私もそうでした。

おすすめの探偵事務所5社の比較は、こちらの記事にまとめています。

▶ まずは無料で見積もりを比較する(探偵おすすめ5社の比較表へ)

※本記事の費用情報は2026年4月時点のものです。料金は探偵事務所や調査内容によって異なります。

※具体的な費用は各事務所の無料相談・見積もりでご確認ください。

※慰謝料や法的手続きに関する記述は一般的な情報であり、個別の法的アドバイスではありません。具体的なケースは弁護士にご相談ください。

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